EDGECORTIX PRESS RELEASE
EdgeCortix、サウジアラビア投資省に選出され、 ナショナル・セミコンダクター・ハブとのパートナーシップでリヤドに進出
日本のファブレスAI半導体のパイオニア、サウジアラビア王国に子会社を設立し、
同国の「Vision 2030」の加速を目指す
2025年2月6日、日本を拠点とした、エネルギー効率に優れた人工知能(AI)処理をエッジで行うことに特化したファブレス半導体のリーディングカンパニーであるEdgeCortix® 株式会社(本社:東京都中央区、読み方:エッジコーティックス)は本日、サウジアラビア投資省により、同国のナショナル・セミコンダクター・ハブ(NSH)プログラムに選定されたことを発表しました。この戦略的提携の一環として、EdgeCortixは、サウジアラビア王国(KSA)に子会社を設立し、先進的な半導体エンジニアリングとエッジAI開発を推進することで、同国の急速に成長するテックエコシステムへの貢献を目指します。
ナショナルセミコンダクターハブ(NSH)は、研究開発・イノベーション庁(RDIA)が主導する取り組みであり、2024年に設立されました。このハブの目的は、2030年までに50社のファブレス半導体企業をサウジアラビア王国に誘致することです。
この取り組みの一環として、NSHは集積回路設計の分野で5,000人のエンジニアを育成・雇用し、10億SAR(サウジ・リヤル)以上の投資資金およびディープテックファンドを誘致し、プレミアム・レジデンシー・センターを通じて25人の国際的な専門家を採用し、さらに国家技術開発プログラム(NTDP)を通じて1億5,000万SAR以上の支援製品へのアクセスを提供することを目指しています。
世界中から約70社の応募があった中で、EdgeCortixは、この名誉あるプログラムに参加するために選ばれた企業の一つとなりました。同社はKSA(サウジアラビア王国)子会社の設立を支援するための財政的助成金やインセンティブを受ける予定であり、そのオフィスは2025年第1四半期に開設される予定です。
リヤドに拠点を置く同社のチームは、エンジニアリング、製品開発、MENA(中東・北アフリカ)地域全体でのビジネスパートナーシップの構築に注力し、サウジアラビアがテクノロジーおよび半導体イノベーションの主要なハブとして台頭することをさらに強固なものにします。
EdgeCortix株式会社の創業者兼CEOであるサキャシンガ・ダスグプタ博士は次のように述べています。
「EdgeCortixは、サウジアラビア市場におけるイノベーション、人材、ビジネス成長の計り知れない可能性を認識しています。サウジアラビアのVision 2030の実現に極めて重要な役割を果たすこのNSHプログラムに、数少ないグローバル企業の1社として選ばれたことを光栄に思います。私たちは既に、最新のエッジAIアクセラレーションソリューションをサウジアラビアに導入したいと考えている現地の企業との深いパートナーシップを築いています。スマートインフラ、テレコミュニケーション、航空宇宙を含む複数の分野で、エッジアプリケーション向けの業界最先端の柔軟で電力効率の高い生成AIアクセラレータであるSAKURA-IIプラットフォームへの需要が高まっています。ナショナル・セミコンダクター・ハブ(NSH)の枠組み内で協力することにより、当社の既存の製品ポートフォリオを活用してエンジニアリングとビジネス開発を推進し、サウジアラビアに先進的なエッジAI機能を提供するとともに、持続可能な経済成長を支援できることを楽しみにしています。」リヤドを拠点とするチームは、MENA(中東・北アフリカ)地域全体でのエンジニアリング、製品開発、ビジネスパートナーシップに注力し、サウジアラビアがテクノロジーおよび半導体のイノベーションハブとしての地位をさらに強固にすることを目指します。これにより、サウジアラビアはこの分野でのリーダーシップを発揮し、地域全体の産業発展を牽引する重要な拠点となるでしょう。
ナショナル・セミコンダクター・ハブの会長であるNaveed Sherwani博士は次のように述べています。
「私たちはEdgeCortixをナショナル・セミコンダクター・ハブに迎えることができ、嬉しく思います。そして、同社が私たちのVison 2030の目標達成に貢献してくれると確信しています。EdgeCortixの業界で実績のあるAIアクセラレーション技術と人材育成への取り組みは、サウジアラビアの半導体業界に大きな影響を与え、本国がAI革新におけるリーダーシップを維持するための基盤を作ることでしょう。」
また、SBI Middle EastのCEOであるShiran Dias氏のコメントは以下の通りです。
「25年以上にわたり、SBIおよびSBI Middule Esatは日本や中東の最先端企業を発掘し、支援してきました。半導体革新に関しては、EdgeCortixが私たちが最も推薦する企業です。私たちは、これまで同チームの才能、創造性、技術的洞察力を目の当たりにしてきました。EdgeCortixがナショナル・セミコンダクター・ハブ・プログラムに大きな価値をもたらし、より広範なサウジアラビア経済圏での事業発展から大きな利益を得ることを確信しています。」
EdgeCortixについて
コネクテッド・インテリジェント・エッジの未来を切り拓くEdgeCortixは、2019年に設立され、東京に研究開発本部を置き、エッジにおける生成AIワークロードのエネルギー効率に優れたAI処理に注力しています。同社の特許取得済みであるソフトウェア・ファーストの「ハードウェアとソフトウェアの協調探索」システムは、AIに特化したランタイムで再構成可能なアクセラレータを駆動し、防衛、航空宇宙、スマートシティ、インダストリー4.0、自律走行車、ロボティクスなどのエッジアプリケーションにおいて卓越したパフォーマンスを提供します。
EdgeCortixについては、ウェブサイトをご確認ください。
https://www.edgecortix.com/ja/
EdgeCortixはLEAP 2025に参加します
2025年2月9日から12日まで、サウジアラビア・リヤドのマルハムにあるRiyadh Exhibition & Convention Centreで開催されるLEAP 2025に参加します。皆様と現地でお会いできるのを楽しみにしています。
イベント詳細は、こちらからご確認ください。
https://www.edgecortix.com/en/events/leap-2025
メディアに関するお問い合わせはこちらまで
Racepoint Global for EdgeCortix
edgecortix@racepointglobal.com