EDGECORTIX PRESS RELEASE

EdgeCortix、AIと次世代RANインフラの融合を加速する AI-RANアライアンスに加盟

アライアンスの加盟により、EdgeCortixは業界のリーダー企業と協力し、
電力効率の高いAI-RAN統合システムの採用を加速できます

2024年12月19日、電力効率に優れたAI処理に特化したファブレス半導体のリーディングカンパニーであるEdgeCortix株式会社(本社:東京都中央区、読み方:エッジコーティックス)は本日、AI-RANアライアンスへの加盟を発表しました。今回の提携は、EdgeCortixが人工知能(AI)と無線アクセスネットワーク(RAN)技術を融合したコンピューティング・プラットフォームにシームレスに統合するというコミットメントの重要な一歩であり、より効率的でスケーラブルなワイヤレス接続への道を開くものです。

AI-RANアライアンスは、業界のリーダーやイノベーターを結集し、無線通信システム内でのAIの導入と標準化を加速させ、RAN技術やモバイルネットワークの進展を促進します。EdgeCortixはメンバーの一員として、AIアクセラレーションや無線アクセラレーション・ハードウェアに関する専門知識を活用し、AIとRANのための、よりスマートで適応性が高く、エネルギー効率の高いネットワーク・インフラの構築というアライアンスの使命をサポートします。

EdgeCortixの創業者兼CEOであるサキャシンガ・ダスグプタは次のように述べています。
「5Gおよびポスト5G通信ネットワークの急速な進化に伴い、高性能でエネルギー効率の高い、統合されたAIおよびRANコンピューティングシステムの必要性がこれまで以上に高まっています。EdgeCortixは、実績のあるAIアクセラレーション技術と新たに統合された無線アクセラレーション機能を組み合わせた次世代の低消費電力チップレット・プラットフォームを開発しています。AI-RANアライアンスに参加することで、業界のリーダーと協力して標準を確立し、ベストプラクティスを共有し、AI-RAN統合システムのイノベーションを推進するエキサイティングな機会を得ることになります。私たちは共に、エッジからデータセンターまでのインフラ効率を向上させ、新たな経済的機会を切り開き、通信の未来を再構築することを目指します。」

AI-RANアライアンスは、EdgeCortixを含むメンバーの専門知識を結集し、下記の3つの重要な分野にわたってRAN技術の変革を目指します。

  • AI-for-RAN: AIを活用して無線アクセスネットワークを強化し、スペクトル効率を向上させる
  • AI-and-RAN: AIをRANのプロセスにシームレスに統合し、インフラの利用効率を上げることで、新たな収益機会を創出
  • AI-on-RAN: AIサービスをネットワークエッジ側に展開し、RANの運用効率を向上させるとともに、モバイルユーザー向けの革新的なサービスを提供

アライアンスのネットワーク運営者およびモバイル接続ソリューションプロバイダーは、加盟企業・大学が共同で開発したこれらの画期的な技術のテストと実装を主導し、インテリジェントで適応性の高いネットワークインフラの未来を推進します。

AI-RANアライアンスの詳細については、以下のサイトをご覧ください。
https://ai-ran.org/

EdgeCortixについて

EdgeCortixは、AIとRAN技術の融合を含む、次世代アプリケーションのためのエネルギー効率に優れたAI処理の促進において最前線に立つファブレス半導体企業です。2019年に設立され、東京(日本)に研究開発本部を置く同社は、特許取得済みの「ハードウェアとソフトウェアの協調探索」手法を活用したソフトウェア・ファーストのアプローチにより、AI専用のランタイムで再構成可能なアクセラレータプロセッサを設計しています。 EdgeCortixは、エッジでの生成AIワークロードに注力し、通信、ロボティクス、航空宇宙、スマートシティ、インダストリー4.0など、さまざまな市場向けに革新的なソリューションを提供し、インテリジェントで接続されたシステムの未来を形作っています。

EdgeCortixおよび当社のソリューションについては、ウェブサイトをご確認ください。
https://www.edgecortix.com/ja/

■この記事に関するお問い合わせは下記へお願いします。
Jeffrey Grosman
info@edgecortix.com