「EdgeCortix SAKURA-I™に代表されるEdge AI・computing がもたらす新しい戦場の形」をテーマに、慶應義塾大学と共同セミナーを実施します。
2023年2月15日、エッジAIおよび５Gアプリケーション向けに業界最高クラスの計算効率と低レイテンシを実現することに注力した革新的なエッジAIプラットフォーム企業であるEdgeCortix®株式会社(本社：東京都渋谷区)は、新たにリリースした業界をリードするAIコプロセッサデバイス「SAKURA-I」の展示をはじめ、防衛分野に対する同社のエッジAIプラットフォームの適用性を「DSEI Japan 2023」にて紹介することを発表しました。
EdgeCortix SAKURA-I AI プロセッサは現在、世界中の顧客に出荷されています
EdgeCortixの創設者兼CEOであるサキャシンガ・ダスグプタは次のように述べています。
「DSEI Japan 2023において、当社のMERAソフトウェアスイートと新しいAIコプロセッサ「SAKURA-I」を搭載したEdgeCortix エッジAIプラットフォームのデモを世界の防衛関係者に紹介できることを大変嬉しく思います。世界情勢とそれが防衛産業に与える影響を目の当たりにすると、今日ほどエッジ・インテリジェンスの重要性が高まっている時代はないことは明らかです。リアルタイムアプリケーション向けの省電力でありながら、高スループット、低レイテンシの両方を兼ね備えた機能は、現代の防衛・安全保障業務において不可欠です。私たちは、防衛関連のパートナー企業が、当社のソリューションを統合することで、最も効果的で効率的な製品をエンドユーザーに提供できるようお力になれればと考えております。 DSEI Japanは、より競争力の高い防衛能力を獲得・維持し、最終的に紛争を回避するために活用できる、当社の「SAKURA-I」のような画期的な技術を紹介する絶好の機会です。」
SAKURA-I は、AIに特化したアクセラレータ・デバイスであり、小規模から中規模のシステムにおいて、計算の高速化と電力効率に優れたAI推論を実現するために開発されました。SAKURA-Iは、高解像度ビデオフィード、自動運転システムのリアルタイム制御、無線周波数 (RF) 信号処理、5G-AI統合システムなど、ストリーミングデータを使用するアプリケーションに特に適しています。EdgeCortixの日本の研究開発センターで一から設計されたこのプロセッサは、TSMC 12nm FinFETで実装され、空中または水中ドローン、有人および自動運転型ロボットプラットフォーム、視覚および知覚システムなど、電力やモビリティに制約のあるエッジデバイスにおいて業界最先端のAI推論能力を提供します。
EdgeCortix エッジAIプラットフォームのデモに加え、イベントでは、EdgeCortixの防衛・宇宙技術部門SVPであるStan Crow氏と、慶応義塾大学院の政策・メディア研究科教授で、同大学のドローン社会共創・ラボの代表である古谷知之博士が「Edge AI・computing がもたらす新しい戦場の形」をテーマにセミナーを開催します。本セミナーとフォローアップディスカッションでは、エッジAIテクノロジーがどのように最前線を変え、現代における紛争解決をどのように変革いくかを追及します。主なトピックは以下の通りです。
- テクノロジーの教訓 ～ウクライナ戦争で使われるエッジテクノロジーの教訓から～
- AIに関連する技術と運用コンセプトの進化。防衛シナリオにおけるハイライトの紹介
- 現代の防衛および安全保障におけるエッジAIテクノロジーとコンピュータ・プラットフォームの必要性、影響力および継続的な役割
EdgeCortixのエッジAIプラットフォームのライブデモは、DSEIのブース H8-320 で行います。ぜひ、ブース H8-320までお越しください。
また、DSEI Japan イベント期間中、当社の経営陣と個別ミーティングをご希望の場合は、dsei-edge@edgecortix.com までお問い合わせください。
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この件に関するお問い合わせは下記へお願いします。広報部 浜口みなみ